校長室から(平成24年3月のメッセージ)

 卒業式・式辞
式辞
 東日本大震災から1年以上が立ちましたが、いまなお不自由な生活をしいられている方が多数おられます。一日も早く復興・復旧がなされ、安全・安心な生活ができることを皆さんとともに祈りたいと思います。
 さて,本校では今日ここに、平成23年度卒業証書授与式を迎えました。東近江市教育委員会 武田善勝様はじめ多数の来賓、また保護者の皆様のご臨席を賜りましたことに対し、厚くお礼申し上げます。大変有り難うございます。
 本日、小学校の全課程を修了し、御園小学校を巣立ちゆく81名の皆さん、「ご卒業おめでとうございます」。心よりお祝い申し上げます。
 今、皆さんにお渡しした卒業証書は、皆さんがこの6年間、立派に学校生活を送ったという証です。この一年だけを振り返っても、新しいことを学んだ教科の学習、思いやりの心を学んだ道徳の学習、共に生きることの大切さを学んだ総合的な学習、また楽しかった若狭湾での自然体験教室や運動会に代表される学校行事があります。これらの集大成が今の皆さんの凛々しい姿に現れています。これらの成果を大切にして、大きく羽ばたいてほしいと思います。
 今日を最後に本校を卒業される皆さんに、はなむけとして次の言葉を送ります。
それは
 「志を立てて、もって万事の源となす」
という言葉です。これは幕末の志士、吉田松陰先生の言葉で、どんなことをするにも、まずしっかりとした目標を定めて、それをやり抜く決意を持つことが大事であるという教えです。
 皆さんは今、中学校へ行ったら「こんなことに頑張ろう」という決意を発表してくれました。その決意の達成は登山と一緒で、苦しいことのほうが多いかもしれませんが、今の「志(こころざし)」をわすれずに頑張ってください。皆さんの決意が達成され、その成果を土台にして、また、新しい挑戦が始まることに期待しています。
 最後になりましたが、保護者の皆様にお礼申し上げます。6年間の長きにわたり、本校の教育に何かとご支援・ご協力を賜り有り難うございました。立派に成長されたお子さんの姿を見て、「喜び」もひとしおのものがあると思います。
 これからお子さんは、中学生となり思春期に入ります。親の手から離れ、独り立ちする時期です。少し難しい時期になりますが、子どもさんの成長に合わせて、援助の手をさしのべていただきますようお願いいたします。
 それでは、81名の皆さんの前途に幸多いことを心より祈念し式辞といたします。
                  平成24年3月17日   御園小学校長・増田信夫